ゆかりびとの会(法楽寺護持会)
法楽寺を護持発展させようと、有志が新しく作った会です。
寺院は、ご本尊様と、教えと具体的な救いと、それを守り伝えて行こうとする僧侶と、その全体を支えようとする善男善女によって成り立っています。
出家修行者たる僧侶は一切の経済活動を離れているので、護持しようとする方々がおられなければ寺院は存続できません。
お大師様は「僧侶は修行・修法を行い、集う人々は支え、共にみ仏のために精進することが、共に苦を脱する道である」と説かれました。
この教えにより、有志の方々が護持会を結成しました。
会の入会・脱会は自由です。
精神の真の解放(解脱)を目的とする仏法に導かれる寺院なので、仏法による救いを求める方なら、来る方を拒まず、居る方を縛らず、去る方を追いません。
また、会を通しての強制的な集金もありませんから、安心してご入会ください。
護持会会員の方々は、寺院を盛り立てるサポーターです。
サポーターには自主性があります。
サポーターになるのもならないのも自由です。
サポーターはサポートについて見返りを求めません。
サポートされる側は来る人を拒まず、去る人を追いません。
サポートされる側はサポートを強要しません。
サポートされる側は感謝と恩返しの思いで、なすべきことに邁進します。
サポートする側もされる側も、人生における〈感動〉という真実を求め、共に手を携えて進む先に「感動」は必ずあると信じています。
さて、会則にはユニークな一項があります。
「会員の伴侶、役員の伴侶及び住職の伴侶は、いつにても総会及び役員会へ同伴できる」
こうした会なので、どうぞお気軽にご縁の糸を結び、機関紙『ゆかりびと』をお読みください。
なお、年会費は3,000円です。
法楽寺護持会を「ゆかりびとの会」と呼びます
「脱『檀家』宣言」に関連し、愛称で呼ぶことにしました。
「ゆかり」は和語であり、漢字にあてはめれば「縁」です。
つながり、かかわりあい、縁、といった意味があり、語感が柔らかく、「因縁」のようなきつさは伴っていません。
また、何となく歴史的香りもあり、空間的に「結びつける」感じへ時間的な「深まり」のイメージも重なって、味わい深い言葉です。
自発的に寺院を支え、寺院に守られる方々のゆかしい心映えが表現された佳い言葉であると考えています。
どうぞ、「ゆかりびとの会」へ入会して「ゆかりびと」になり、当山とのゆかりによって、み仏に守られる心豊かな日々を送ってください。
住職よりのご挨拶
皆さんお変わりなくお過ごしですか。
おかげさまにて、当山は日々、大過なく法務を続け、境内地の整備も徐々に進んでいます。
皆さんのご理解とご協力に、あらためて、深く感謝申し上げます。
さて、「法楽かわら版」などでご紹介していたとおり、当山を守ろうとする有志の方々が法楽寺護持会を結成し、このたび、皆さんへ入会のご案内をさし上げることとなりました。
常々のご助力に加えてのご依頼でまことに恐縮ですが、ご高察の上、入会していただければ大変ありがたく存じます。
あまり堅苦しく考えず、年会費は3000円なので、「1ヶ月あたり250円で法楽寺のサポーターになり、み仏のおわす場から送られてくる新聞を読んで法楽寺の様子を知り、新しい月の生き方を考え、参加したい行事があればでかけてみよう」といった具合にご縁の糸を結ばれてはいかがでしょうか。
広報担当の方々をはじめ発行にたずさわる方々は、きっと会費を遙かに超えた希望や安心や知識などに関する情報を満載してくださるはずです。
もちろん、私も、これまでに劣らず微力を尽くします。
この会が、皆さんと当山へ安心と発展をもたらすよう、また、皆々様にみ仏のご加護がありますよう心よりご祈念申し上げます。合掌
年に4回新聞を発刊しています
A3の大判で、お寺の様子や法話、行事をお知らせします。
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- 郵便振替:法楽寺護持会 02270-8-132933
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