お焚き上げについて

心と深く関わったものは、祈ってから天地へ還しましょう。
「不要になった品を処分したいけれども、娘の可愛がっていた人形や、亡き母の遺した和服などをゴミとして捨てるわけにはいかないので、お祓いや供養をしてから処分して欲しい」(引用文)
これがお焚き上げを考える方のお心でしょう。
確かに「思いの込められた品」には、ある種の気配があるものです。
当山では、弘法大師より伝わる秘法にて修法し、供養を行いあらゆる因縁を解き去ります。その後、不動明王の聖火によりお焚き上げ専門の炉で消却します。もちろん、ダイオキシンなどを出すことはありません。それは、亡き人をお送りする際に、きちんとご供養し、この世へ思いを残さぬよう因縁解脱の法を結んでから荼毘(だび)に付すのとまったく同じです。
なお、中にはこうしたご要望もあります。

「娘が大事にしていた雛人形なので、因縁を切ってから、どなたか喜んでくださる方があればお上げしていただいても結構です」
「母は生前、福祉関係の活動に熱心でした。この車イスはほとんど使っていなかった物なので、もしも可能ならば、お清めをしてから福祉関係の施設などへお渡しいただけませんか」
「この着物はほとんど袖を通していません。大和町には工場ではたらく外国の方がたくさんおられるそうなので、もし喜んでいただけるなら、お清めをしてから、故郷へのお土産としてプレゼントしてください」

当山は福祉関係組織と密接な関係を持って活動を行っております。もしもこのように、お品を活かして欲しいと希望される場合は、法務として努力しますので、事前のお申し込みに際にお気軽にご相談ください。
皆さんの清らかなお気持が御霊へ、そして、み仏へ通じるよう祈りつつ、かけがえのないお品を聖なる火へと託します。合掌

お引き受けできるもの

  • お札・お守・仏像など、魂入れのおこなわれた聖なるもの
  • 仏壇・遺影・提灯・神棚・結納品など、仏事・神事・葬儀に関するもの
  • 呉服・洋服・時計・掛け軸・刀剣・数珠など、亡くなられた方の遺品・形見の品
  • 人形・兜・鯉のぼりなど、思いや願いの込められたもの

※ 汚れた衣類や布団や壊れた茶碗など、あきらかにゴミに類するものや食品類はお断りします。ただし、やむをえない事情のある場合などは、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
※ 一旦納められたものは直ちに法を結び、しかるべき処置をいたしますので、返却はできかねます。予めご了承ください。
※ 当山のお焚き上げはモノを燃やす事業ではありません。あくまでも修法が本分であることをご理解ください。
※ ご志納金についてはお問い合わせください。

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法務時間は午前9時より午後5時までですが、緊急の場合はご遠慮なくご連絡ください。


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