11月6日 朝晩にはだいぶ冷え込むようになってまいりました。今日は法務が立て込みましたので、例祭の前の時間にお焚き上げの修法を行いました。今月はひな人形や楽器、仏壇など色々な品物のお申し込みがありました。それぞれの品に沢山の想いを感じながら修法を執り行いました。
毎月の例祭はコロナウィルス蔓延防止のために無参列で執り行っておりましたが、参列ができるようになりました。
例祭では願いを書いた護摩木を燃やし、不動明王へ祈ります。
大日如来の使者である不動明王を燃え盛る火の中へお招きし、護摩木へ書いた願いごとをお届けする密教独特の修法です。
ご参詣の方々も護摩壇の近くへ進み、横に張ってある壇線の下から手を差しのべ、悪しきものはすべて不動明王の智慧の火によって焼き滅ぼし、善き願いへは大きなご加護を受けられます。どなたでも自由にご参詣できますので自在にご来山ください。
(写真に写りきらないお品物はお堂の中や炉の傍に置かれ修法を受けています)