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脱「檀家」宣言!

河北新報(平成22年7月21日付)の「持論・時論」へ、以下の投稿文が掲載されました

「脱『檀家』宣言」 ─見なおそう「布施」の意義─

 宮城県大和町にある大師山法楽寺(真言宗系)は、わたしが開いた寺で、平成9(1997)年に活動を始めた。
 その13年後の今年6月15日、昨今の仏教界への危機感を募らせた末、「脱『檀家』宣言」を行った。
 高額な戒名料など、お布施に関する檀家の疑問や不安が寺への不信を招いたと世間でいわれるようになって久しい。
 仏法の危機を痛感しての決断について記してみたい。

 そもそも檀家とはインドの言葉でダーナ(檀)すなわち布施をする家であり人である。
 だから本来、檀家は仏宝・法宝・僧宝という三宝を守るすばらしい家と人を指す言葉だった。
 しかし日本では「ご先祖様を託している家」に限定して使われるようになり、問題が生じた。
 檀家は寺に所属する信徒の称だが、問題は「所属」にある。
 以前は、どこかの寺院に所属していればご先祖様の供養に心配がなく、万が一の時にも安心だった。
 また、子供が寺子屋へ通って勉強したり、病気平癒を願って祈祷を依頼したり、夫婦げんかの仲裁を頼んだりというように、地域の人々と寺には切っても切れない安心と信頼の関係があった。
 しかし、今の寺院の多くは普段、門を閉ざし、会話や法話の機会を十分に設けていない。
 檀家は何かの折には「いくら請求されるか」とビクビクする。
 安心よりも、不安の方がはるかに大きい。
 戒名料などで意のままにお布施を請求することに慣れた寺院はお布施本来の意義とありようを忘れ、堕落したかにみえる。
 それは仏教界の習俗に浸り切った姿を表している。

 お布施には「空(クウ)」と「自主性」が欠かせない。
 渡す側は真心を込める。
 受ける側は相手や多寡に惑わず、真心を受け止め、感謝する。
 これが真の布施である。
 「嫌々ながら差し出す布施」も「請求する布施」もあり得ない。
 こうして「所属」がもたらした縛り縛られる関係を基礎とするやりとりは、檀家と寺双方の布施行を破壊した。
 だから、今や、縛り感覚が抜き難い「檀家」という言葉から離れる必要があるのではないか。

 しかし、営利事業を行わない寺院はお布施が納められなければ寺院を維持し法務を継続できない。
 この問題を解決するには、仏縁を求める人が自由意志で「サポーター」になればよい。 
 寺院は、サポーターに対し、来るを拒まず、去るを追わなければよい。
 例えば、当寺には無縁だが、世間では確かに存在する、檀家への入檀料、離檀料は廃止すべきである。
 檀家300を超す当寺は脱宣言したが、サポーターという形をとるようになり、むしろその数は増えた。
 寺とサポーターの変わらぬ交流が続いており、それは、檀家という縛りから解き放たれ、双方がより自由になったことの証といえる。
 寺には葬儀、ペット供養などさまざまな任務があるが、布施はあくまで皆さんの常識と良識にお任せしている。

 寺院は法務内容を公開し、誰に対しても平等に祈ることはもちろん、勝手な請求をせず、真の布施のみで運営すべきである。
 真剣にサポートしてもらえるかどうかに存否をかけねばならない。
 寺院へ仏縁を求める方には、寺院の法務と僧侶の姿勢をよく見て自主的に判断し、布施行を実践していただきたい。
 こうした方法は、難しく険しい道のりになるかも知れないが、双方がここから再出発するならば、釈尊から流れ始めた仏法の清流は日本でレベルアップし、やがては世界を清め潤す力にもなると信じている。

檀家縛りはとっくにやめています

 当山は、一切、頭割りのお布施依頼をせず、悪名高い入檀料も、離檀料もありません。
 墓地が当山にあろうと、市営墓地にあろうと、一切の区別をしません。
 ご葬儀をされた方も、人生相談に来られた方も、同じ仏縁の方として対応します。
 サポーターの会である「法楽寺護持会」は、以下の基本姿勢で運営されています。

  1. サポーターには自主性があります。
  2. サポーターになるのもならないのも自由です。
  3. サポーターはサポートについて見返りを求めません。
  4. サポートされる側は来る人を拒まず、去る人を追いません。
  5. サポートされる側はサポートを強要しません。
  6. サポートされる側は感謝と恩返しの思いで、なすべきことに邁進します。
  7. サポートする側もされる側も、人生における〈感動〉という真実を求め、共に手を携えて進む先に「感動」は必ずあると信じています。

 これは、もう、今までのいわゆる「檀家」ではありません。

 政治の世界も、ようやく、政治家個人が支持者に認められるかどうかによって、いかなる政治活動ができるかを左右される時代になりつつあります。
 思えば、消費者にそっぽを向かれればメーカーも小売店も立ちゆかなくなるのに、政治家と寺院は〈既得権〉めいたものにすがりながらやってこれたのは、おかしな話です。

7月18日付の産経新聞で「脱『檀家』宣言」をご紹介いただきました7月18日付の産経新聞で「脱『檀家』宣言」をご紹介いただきました 托鉢で無から始めた当山は、日々行われている法務を公開し、理解や共感をもってくださる方々に支えられてここまできました。
 いわゆる檀信徒の方々はいくつもの都道府県にまたがっています。
 ふり返ってみれば、当山はすでに、「檀家」というイメージとは何の関係もないところで活動していました。
 そこで、6月15日、真言宗開祖弘法大師の誕生日を期して、はっきり「脱『檀家』宣言」を行い、本来の清浄なる布施のみにすべてを託して法務を行う寺院であり続けることを表明することにしました。

 ここに至る軌跡については、ブログをご覧いただきたく存じます。

「サポーター」としてご支援下さい

 一切の営利活動を行わない寺院なので、いわゆる「檀家」として仏縁の方を縛らずに法務を続けるためには、サポーターのお支えが不可欠です。
 当山の法務内容に共鳴される方は、どうぞ、サポーターになってください。
 サポーターになるも、やめるも、一切、自由です。
 ご検討いただけませんか!

「戒名の真実 ─住職による現場からの証言─」
戒名の真実 ─住職による現場からの証言─B5版187ページ
主な内容

  • 戒名に現れた尽きぬ願い
  • この世からあの世へ
  • 戒名料と離檀料の問題
  • 戒名の不思議
  • 友引のお葬式
  • 無縁社会
  • 葬式は要る ─『葬式は、要らない』を読む

戒名の真実 ─住職による現場からの証言─

「脱『檀家』宣言 ─仏法の復興をめざす現場からの報告と提案─」
脱『檀家』宣言 ─仏法の復興をめざす現場からの報告と提案─B5版296ページ
主な内容
・自殺(自死)をした人の行く先
・お寺はいつで代えられます
・お焚き上げ
・ペット供養
・お寺は誰のものか
・檀家とは何か
・脱「檀家」宣言

脱『檀家』宣言 ─仏法の復興をめざす現場からの報告と提案─

 以上の2冊は、これまでブログに書いた記事などをまとめ、訂正を加え、当山で作りましたました。
 現実を前にして法務を行う日々の思いが大きな文字と短い文章で綴られています。
 皆さんの参考になれば幸いです。
 お読みになりたい方は022(346)2106へご連絡ください。すぐにお送りします。

檀家とサポーターの違い

 さまざまな、「縛り」のあるなしが最大の違いです。

 たとえば、寺院が莫大な戒名料を請求したり、送り迎えつきで僧侶が大酒を呑んだりといった、あってはならない恥ずべき行為がまかり通っているのは、僧侶の堕落もさることながら、「ご先祖様を頼んでいるから」と、檀家さんが檀家意識に縛られて寺院へ是正を申し出られないことが大きな要因です。
 本来、善男善女の自主的で清浄な布施によってのみ成り立つべき寺院が、寺院の都合で「いくら払いなさい」と寄進を強制するようになってはおしまいです。
 金額を決めた強制があった時点で、やりとりされる金品はもう、清浄な布施ではなく、穢れています。

 檀家とは清浄な布施を行う家であり、人です。
 今は檀家側も、寺院側も「真の布施」という根本を忘れ、「檀家」の観念は、本来のものからはてしなく遠ざかってしまいました。

 皆さんがこうした歪んだ檀家意識をやめて、自由意志で布施を行うサポーターになりたいかどうかを考え、檀家であり続けるかどうかを判断し行動すれば、寺院の不祥事は一気に解決に向かうことでしょう。
 サポーターのいない寺院は、買い物客がいない商店と同じであり、淘汰されるべくして淘汰されるからです。
 政治の世界は、地盤・看板・カバンの縛りが効力を失い、もう、サポーター時代の扉が開きかけています。
 宗教の世界も、同様ではないでしょうか。

サポーターの活動内容

 「法楽寺護持会」の規約をお読みください。

当山のサポーターになるには、4つの方法があります

 どうぞよく調べ、ご検討ください。

法楽寺護持会
継続的に支え、法楽寺の活動を知りたい方
法楽の会
継続的に学び、ご加護を受けたい方。
守本尊寄進
一時的な寄進で支え、守られたい方。
仏舎利寄進
一時的な寄進で支え、守られたい方。

ブログ記事リンク

脱「檀家」宣言!

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 法務時間は午前9時より午後5時までですが、緊急の場合はご遠慮なくご連絡ください。

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